交通事故による後遺障害認定について

公開日:2015/11/24
最終更新日:2018/10/18

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後遺障害認定

ナビ夫

交通事故の後、これ以上ケガが良くならない、症状固定と診断され後遺障害が残ってしまったら、後遺障害認定の申請をする流れになります。

その際、後遺障害はどのように認定されるのか?また認定される際、障害の等級はどのような基準で決まるのでしょうか?解説をしていきます。

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後遺障害とは、交通事故において怪我がもう治る見込みがないと医師より症状固定の診断を受けた後、その怪我に応じて加害者が損害賠償を支払う基準の事です。後遺症ととてもよく似ている言葉ですが、後遺障害は定義がきちんと存在しており、その怪我の具合によって等級が決まります。

後遺障害等級について

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交通事故の後遺障害に関するよくある質問と答え

交通事故に遭い、症状固定になったので後遺障害認定を申請しようと思うのですが、症状固定前でも申請はできるのでしょうか?

りんね
交通事故に遭い、症状固定になって後遺障害認定を申請する場合、症状固定前でも申請はできるの?
アシスト爺ちゃん

症状固定前でも後遺障害認定の申請は可能じゃが、おすすめはしないのう。治療をすればよくなる見込みがあるのに申請をしてしまうと、そのタイミングで治療費が打ち切られてしまう可能性が高いからじゃ。

少し時間が経ってから後遺障害が出てきたとしても、原則自己負担になってしまうぞ。それに、症状固定前の状態で医師が「後遺障害診断書」を作成することになるから、正確な情報を記載できないじゃろう。

やはり、症状固定の状態になるまできちんと治療を続けて、医師と相談したうえで後遺障害認定に進んだほうがよい結果になると思うがのう。

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交通事故に遭い、後遺障害を申請するため診断書を書いてもらうことになったのですが、注意しなければいけない事はありますか?

りんね
交通事故に遭い、後遺障害を申請するため診断書を書いてもらう時に、注意しなければいけない事ってあるの?
アシスト爺ちゃん

後遺障害を認定してもらうときに提出する「後遺障害診断書」は、医師しか作成できない特殊な書類なのじゃ。この診断書をもとにして後遺障害が認定されるかどうか、また後遺障害の等級が何級になるか決まるからのう。

ところがじゃ、医師は治療の専門家であって、後遺障害診断書作成のプロではないのだよ。なかには診断書作成に慣れていない医師もいると聞く。できれば診断書作成の経験豊富な医師に書いてもらったほうが認定はしやすくなるし確実じゃろう。

さらに、交通事故の示談や裁判に強い弁護士に依頼すれば、後遺障害等級を高く認定してもらえる可能性も高まるかもしれんのう。

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交通事故に遭い、今度後遺障害認定の申請をお願いしようと思うのですが、後遺障害だと認定されるとその後の生活に何か変わってくるのでしょうか?

りんね
交通事故に遭い、今度後遺障害認定の申請をして、後遺障害だと認定されるとその後の生活は何か変わってくるの?
アシスト爺ちゃん

結論しては、生活に変化は出る。特に経済的な側面でな。そもそも後遺障害認定の申請をするということは「治療やリハビリを続けてもこれ以上症状の回復は見込めない」と本人が納得したことになるのじゃ。医師とよく相談して決めたのか、そこが問題じゃのう。

後遺障害等級が認定されると、これまでの治療費とこれから先の生活に対する慰謝料が支払われることになる。低い等級に認定されると賠償金の額も低くなり、今後の生活にも支障が出てくるかもしれんのう。

治療やリハビリを続けてもよいが、認定後は自己負担になることを忘れないことじゃ。後遺障害認定で非該当になるか、または等級が何級になるかで賠償金の額も違ってくるから、その後の生活も経済的な意味で大きな影響を受けるじゃろう。

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交通事故の後遺障害に認定されると慰謝料は変わってくるのでしょうか?

りんね
交通事故の後遺障害に認定されると慰謝料は変わってくるの?
アシスト爺ちゃん

後遺障害が認定されれば、また認定された場合は等級が何級かによって慰謝料は変わってくるのじゃ。後遺障害等級認定を申請するタイミングは、ケガの治療やリハビリをしてもこれ以上の回復は難しいと医師が判断したとき(※症状固定)と考えればいいじゃろう。

後遺障害に認定されると、まず障害が残ってしまったことに対する慰謝料が支払われるのじゃ。

加えて、後遺障害が仕事に与える損害に対する補償も受けられる。一方、後遺障害が認定されないと、治療が終わるまでの入通院慰謝料と休業損害に対する賠償金が支払われるだけだからのう。この差は大きいから、医師に後遺障害診断書をしっかり書いてもらわにゃいかんのう。

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