交通事故の被害者になったら…

交通事故被害者

ナビ夫

交通事故に遭うのは予測がつかず、いきなり被害に遭うこともあり得ます。そんな時、冷静な対処を行う事ができる人は多くはいない筈。

交通事故の被害に遭った時、どうすればいいのか、何をすればいいのかわからない人はこちらを読みましょう。

交通事故の被害にあった際に知っておきたいこと

交通事故に遭ってからしばらくして保険会社から連絡があり、その対処に慌てる人が多いのではないでしょうか。交通事故の被害者の様々な悩みや対処法にお答えしていきます。

被害者が使える保険について

交通事故の被害者になったら加入している保険を確認しよう。被害者の保険が適用されるケースとは?

相手の保険の内容によっては自分の保険を使うなんて事も……。ここでは被害者と事故の自動車保険の関係について説明しています。

被害者が請求できる慰謝料について

交通事故の被害者の心因性問題や持病で入院・治療が長期化した場合

交通事故の被害者によっては、その被害者の心や性格の問題、もともとの持病が原因で入院や通院期間が通常より長くなることもあります。

損害賠償の請求はどこに言えばいいの? ~被害者請求と加害者請求の二つのケースを紹介~

交通事故に遭った被害者がどこに対して損害賠償を請求するのでしょうか。実は加害者に請求するのではなく保険会社に請求する?一体どういうことなのか気になる方はこちらの記事をチェック!

被害者が保険会社(加害者側)と進める示談交渉について

交通事故の示談交渉で負けない3つの方法と7つのテクニック

交通事故後、治療が終わり、損害賠償が確定してから始まる保険会社との示談交渉。普通の人は示談交渉などしたことが無いため、どのようにすればいいのかわからないのでないでしょうか。この記事では示談交渉についてのテクニックを紹介しています。

被害者が弁護士に相談するメリットについて

絶対に知っておきたい!交通事故の被害者が弁護士に相談する際、相談費用を無料にするたった3つの方法とは?

交通事故に遭ってその後の処理を弁護士にお願いすることがいいというのは本当なのでしょうか?また弁護士の費用はどれくらいなのでしょうか?それらの疑問にお答えします。

交通事故の被害に関するよくある質問と答え

1 むちうちの慰謝料相場はどのくらい?

りんね
歩いているときに交通事故に遭いむちうちになった場合の慰謝料って、相場はどのくらいなの?(注:過失割合は10:0とした場合)
アシスト爺ちゃん

むちうち症と診断されて半年通院した後、14級9号の後遺障害に認定された被害者が弁護士に依頼した場合の慰謝料の相場は、半年分の通院慰謝料116万円と14級の後遺障害慰謝料110万円の計226万円なんじゃ。自身のケースにおける慰謝料の相場を弁護士に見積もってもらうと良いじゃろう。

交通事故の慰謝料には入通院慰謝料後遺障害慰謝料死亡慰謝料の3種類があります。

このうち、今回関係する可能性があるのは入通院したことによる入通院慰謝料と後遺障害を負ったことによる後遺障害慰謝料です。

むちうち症だからといって後遺障害に認定されるとは限らないので、状況によっては入通院慰謝料だけしか認められないケースも多々あります。

また、慰謝料の算定基準には算定金額の少ない順に自賠責基準、任意保険基準、裁判所基準の3種類があります。

このため「むちうち症になった」というだけで慰謝料の相場を割り出すことは困難です。

周囲に「むちうち症で900万円の慰謝料をもらった」と言っている人がいたとしても、自分も受け取れるものだと思い込まないようにしましょう。

2 物損事故と人身事故における保険料や慰謝料の違いは?

りんね
事故被害に遭った際、物損事故と人身事故で実際におりる保険の額や慰謝料は同じなの?
アシスト爺ちゃん

物損事故とは受傷した人がおらず自動車など物のみが破損した場合で、人身事故とは事故による死傷者が出た場合じゃ。このように聞くと、物損事故として警察が処理したときには死傷者は絶対にいないように思うかもしれん。

ところが実際には、交通事故によるケガで通院している人のなかにも物損として処理されている人がいるんじゃ。たとえば、交通事故直後には負傷者がいなかったものの、事故後数日経過してから被害者が痛みを発症したときには物損として扱われている可能性があるんじゃ。

物損事故では治療費などケガを前提とする保険金を支払ってもらえない可能性があるんじゃ。また、物損事故では基本的に慰謝料は発生しないんじゃ。このため、物損で処理するか人損で処理するかで保険金の額は大きく変わる可能性があるんじゃ。

保険会社に人身事故証明入手不能理由書を提出すると、人損事故への切り替えを行わなくても人損事故として扱ってもらえる場合があるんじゃ。ただし、保険会社が本件は物損事故であるとして争ってくる可能性があるので、確実にお金をもらえるわけではないんじゃ。

3 交通事故の保険の請求方法は?

りんね
交通事故に遭うも加害者が任意保険に入っていない場合、車の修理費はどのように請求すればいいの?
アシスト爺ちゃん

交通事故における保険には任意保険と自賠責保険の2種類があると聞いたことがあるかもしれん。もっとも、自賠責保険は人が死傷した場合に治療費などを補うための保険で、車の修理代など物損については補えないんじゃ。

このため、加害者が任意保険に加入していない場合、相手方の保険を利用して支払ってもらうことはできん。ひき逃げなどの場合に利用できる政府保障事業も人損事故に限られているので利用できないんじゃ。

加害者が自分の財布から支払ってくれれば問題ないが、加害者が支払いに応じない場合が厄介じゃ。裁判を起こしても弁護士費用のほうが高くなる場合などには自分の車両保険を利用したほうが良い。

資力があるにもかかわらず加害者が支払いに応じない場合には、少額訴訟を利用する手があるんじゃ。請求できる金額が60万円に制限されてるが、通常の訴訟よりも簡単かつスムーズに利用できるんじゃ。簡易裁判所では裁判官や書記官がアドバイスをしてくれるので、被害者が自分で手続きを進められるんじゃ。

4 自賠責保険は誰が支払うの?

りんね
交通事故に遭い自賠責保険の限度額120万円を超えた場合、その分の治療費はだれが支払うの?
アシスト爺ちゃん

自動車を利用する場合、自賠責保険への加入が義務付けられているので、交通事故の被害者は高い確率で自賠責保険から保険金を受け取ることができるんじゃ。もっとも、自賠責保険は被害者を救済するための最低限の補償なので上限額が設けられているんじゃ。

傷害事故の上限は120万円で、これは治療費、休業損害や慰謝料等傷害に関するすべての損害に対する保険金の上限じゃ。人損事故では上限額を超えるケースも少なくないのじゃ。

加害者が任意保険に加入していれば、自賠責保険の上限を上回るものについて任意保険会社から支払ってもらえるんじゃ。必要かつ妥当な金額であれば任意保険会社に治療費を請求でき、実際には通院開始から任意保険会社が立て替えてくれているケースも多くあるんじゃ。

もっとも、任意保険会社が支払ってくれるからといって必要もないのに通院し続けていると、過剰診療だとして任意保険会社から支払いを拒まれることがあるんじゃ。その場合には自分で負担することになるので、特に理由がなければ保険を利用して通院するほうが良いんじゃ。

5 被害者の過失割合は変わるのか?

りんね
事故にあって保険会社から提示された過失割合に納得がいかない場合の過失割合は、弁護士に依頼することで変わることはある?
アシスト爺ちゃん

保険会社が被害者の法的知識の疎さにつけ込んで誤った過失割合を主張しているときには、弁護士に依頼することで正しい過失割合に正されるんじゃ。

また、弁護士に依頼することで事故現場を改めて検証して、警察の実況見分でも把握できなかった事情が判明し、過失割合が修正されることもあるんじゃ。

このため、弁護士に依頼することで過失割合が変わる可能性はあるんじゃ。ただし、すべてのケースにおいて過失割合が変わるわけではないことに注意しておくんじゃな。

そもそも過失割合とは、その交通事故を起こした当事者がどれだけ不注意であったかを示す割合です。

たとえば、赤信号で信号待ちをしていると居眠り運転をしていた自動車が後ろから衝突してきたとします(そのほかに事故の要因はないとする)。

もし後方の自動車の運転手が居眠りせずにしっかりと前を確認していれば事故を防げた可能性が極めて高く、前方の自動車の運転手に非はないので、後方の自動車に100%の過失が認められます。

このように、事故の類型等から基本となる過失割合を決め、当事者の不注意の程度や時間帯など詳細な事情からその基本過失割合を修正していくことになります。

交通事故の被害者の体験談を見る

交通事故の被害者になったら、事故からなるべく早い段階で弁護士への依頼がおすすめ

交通事故で被害に遭い怪我を負った場合、保険会社との示談交渉を弁護士に依頼することによって、治療費や慰謝料などの示談金を増額できるケースがあります。損害賠償の交渉を行う場合のほとんどは、相手は示談交渉において知識がある担当者です。保険会社側の担当者は被害者の味方ではありません。被害にあったら弁護士に依頼をすることで、示談交渉に臨むことをおすすめします。初回相談が0円の弁護士事務所もありますので、示談交渉に不安を感じたらまずは相談してみましょう。

【交通事故の被害に関する示談交渉を弁護士に依頼するメリット】

・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・相手方に請求する示談金を増額させることができる。
・通院中や入院中など、交通事故のダメージが残っているときでも、示談交渉を任せられるため、治療に専念できる。

↓  ↓  ↓

交通事故の被害者に関する記事一覧

保険慰謝料示談弁護士
交通事故の手続で必要な刑事記録と交通事故証明書の入手方法 交通事故保険加害者弁護士被害者

   交通事故証明書は自動車安全運転センターで手に入る  刑事記録で必要なのは「実況見分調書」「供述調書」のふたつ  二つの刑事記録は事件の…

交通事故の示談交渉で負けない3つの方法と7つのテクニック 交通事故保険弁護士損害賠償示談交渉被害者

   実は示談交渉は事故直後の相手とのやり取りから始まっている  交渉の場において最も重要なのは正確な情報の多さ  焦らず恐れず、冷静に交渉…

損益相殺の意味を徹底解説 ~実は要注意!交通事故における損害賠償の落とし穴~ 交通事故保険加害者慰謝料損害賠償請求被害者

   損益相殺は交通事故の被害者が事故の損害以上の利益を得ることを防ぐ  実損害(相手に請求する金額)=保険金(賠償金)-損益相殺の考え  …

交通事故の被害者になったら加入している保険を確認しよう。被害者の保険が適用されるケースとは? 交通事故保険加害者被害者通院治療

   加害者が保険に入っていなかったり自身に落ち度があると損害額を支払うことがある  被害者が入っている保険によって賠償できる金額が変わって…

損害賠償の請求はどこに言えばいいの? ~被害者請求と加害者請求の二つのケースを紹介~ 交通事故保険弁護士損害賠償自賠責保険被害者

   交通事故の損害賠償は加害者本人ではなく加害者が加入している保険会社に対して請求を行う  保険会社に行う請求の種類は被害者請求と加害者請…

交通事故の被害者が使える年金とは ~障害年金制度と年金の種類をわかりやすく解説!~ 交通事故保険後遺障害被害者通院治療

   「障害等級」は労災保険・自賠責保険・年金、それぞれ審査が別、互換性なし  障害基礎年金を判断するうえで一番重要なのは初診日の時点で年金…

交通事故に遭った被害者が確認するべき加害者や事故の必要な情報とは? 交通事故休業損害保険被害者通院治療

   「事故直後」は加害者側の情報確認が非常に大事(氏名、連絡先、車のナンバー、契約保険会社など)  事故後は警察への連絡は必須、治療にどの…

被害者本人が死亡してしまった場合の損害賠償請求の方法~絶対に知っておきたい相続人と請求権の関係~ 交通事故弁護士費用慰謝料損害賠償請求被害者

   被害者の遺族が被害者の精神的苦痛を慰謝料として請求できる  死亡事故の損害賠償額は実は定額化されている  被害者に落ち度があった場合、…

交通事故で示談をしないと損?その3つの理由と対策方法とは 交通事故慰謝料示談被害者

   示談の権利を持っているのは被害者と加害者  示談を自分で行うと途中でリタイアする人が多い  一定期間が過ぎると請求権そのものがなくなっ…

高齢者の交通事故、慰謝料の計算方法が変わるって本当?|迷ったら弁護士へ相談! 交通事故慰謝料被害者高齢者

   高齢者は交通事故の加害者と被害者の双方の率が多い  高齢者の示談金が低くなる要因は「消極損害」  高齢者の逸失利益の計算方法は2パター…

被害者請求による後遺障害等級の申請手続き方法 交通事故後遺障害認定慰謝料症状固定被害者

   後遺障害等級を申請するには事前認定と被害者請求の2種類に分かれる  被害者請求は被害者自身が後遺障害等級の申請をする方法  なお、診断…

交通事故の被害者が子供や未成年の場合の示談交渉はどうすればいい? 交通事故慰謝料症状固定示談交渉被害者

   被害者が未成年の場合、親権を持つ親が損害賠償請求権を持つ  未成年の場合、成人と違い勉強や習い事の損害も示談交渉に含まれる  未成年だ…

交通事故で身内が死亡…遺族が受け取る慰謝料などに相続税はかかる? 交通事故慰謝料損害賠償被害者

   かかる税金も任意保険の支払い者によって種類が変わる  損害賠償金は税金の対象外  賠償金としての側面がない保険金は税金の対象になる 目…

交通事故に強い弁護士とは?|交通事故に強い弁護士を選ぶための3つのポイント 交通事故弁護士弁護士費用慰謝料損害賠償請求被害者

   弁護士を選ぶ鉄則は近くにあり、実績を掲載し、わかりやすい説明をする弁護士  弁護士に頼めば慰謝料の最高基準で請求でき、書類作成を一任で…

損益相殺の意味を徹底解説 ~実は要注意!交通事故における損害賠償の落とし穴~ 交通事故保険加害者慰謝料損害賠償請求被害者

   損益相殺は交通事故の被害者が事故の損害以上の利益を得ることを防ぐ  実損害(相手に請求する金額)=保険金(賠償金)-損益相殺の考え  …

交通事故の被害者としてこれだけは知っておきたい、たった4つの警察対応方法! 交通事故加害者慰謝料損害賠償被害者

   被害者に事情聴取をしてそれらをまとめた警察が「被害者供述調書」を作成する  「供述調書」は一度署名拇印をしたら内容の書き直しはできない…

交通事故で示談をしないと損?その3つの理由と対策方法とは 交通事故慰謝料示談被害者

   示談の権利を持っているのは被害者と加害者  示談を自分で行うと途中でリタイアする人が多い  一定期間が過ぎると請求権そのものがなくなっ…

交通事故の示談前に加害者側に損害賠償請求をする3つの方法を徹底解説! 交通事故加害者損害賠償請求示談被害者

   示談前に損害賠償する場合は賠償金の先払いが必要  仮渡金と内払金と被害者請求がある  治療費の一括対応がストップする可能性がある 目次…

損害賠償をする際に知っておきたい!「弁護士費用特約」が使えるケースと使えないケース 交通事故弁護士弁護士費用特約損害賠償被害者

   着手金+報酬金=弁護士費用を保険会社が負担する特約が弁護士費用特約  弁護士費用特約の上限は300万円まで  弁護士費用特約が使えない…

交通事故の手続で必要な刑事記録と交通事故証明書の入手方法 交通事故保険加害者弁護士被害者

   交通事故証明書は自動車安全運転センターで手に入る  刑事記録で必要なのは「実況見分調書」「供述調書」のふたつ  二つの刑事記録は事件の…

交通事故の示談交渉で負けない3つの方法と7つのテクニック 交通事故保険弁護士損害賠償示談交渉被害者

   実は示談交渉は事故直後の相手とのやり取りから始まっている  交渉の場において最も重要なのは正確な情報の多さ  焦らず恐れず、冷静に交渉…

損害賠償の請求はどこに言えばいいの? ~被害者請求と加害者請求の二つのケースを紹介~ 交通事故保険弁護士損害賠償自賠責保険被害者

   交通事故の損害賠償は加害者本人ではなく加害者が加入している保険会社に対して請求を行う  保険会社に行う請求の種類は被害者請求と加害者請…

交通事故に強い弁護士とは?|交通事故に強い弁護士を選ぶための3つのポイント 交通事故弁護士弁護士費用慰謝料損害賠償請求被害者

   弁護士を選ぶ鉄則は近くにあり、実績を掲載し、わかりやすい説明をする弁護士  弁護士に頼めば慰謝料の最高基準で請求でき、書類作成を一任で…

シェアする