交通事故体験談のご紹介です。ここでは、バイクで走行時に停車中の車のドアが急に開いて衝突してしまった40代女性について、事故当時の状況や通院・リハビリの状況、事故後の示談交渉の内容も合わせてご紹介します。
交通事故の概要
交通事故の状況
被害者 バイクで走行中後方確認を怠った車のドアが開いて衝突してしまった40代女性 |
10割相手の過失なので自分で示談に。大手とは思えない最低な態度に腹が立つも、生活の関係から泣く泣く相手の条件を受け入れることに。 |
- 被害者の年齢・性別:40代女性
- 加害者の移動形態:乗用車
- 被害者の移動形態:バイク
- 加害者の保険加入状況:任意保険加入
停車中の車のドアが急に開いて衝突
相手の車は路肩に寄せて停車している状態でした。私は原付に乗って仕事の得意先を回っている途中で、その車の横を通り過ぎようとしたその時運転席後ろのドアが急に開きそこにぶつかり転倒しました。
三厘の原付に荷物を載せていたのでかなり重い状態でしたが、商品は梱包が破れて道路に散乱、私は痛みのためろくに動くこともできませんでした。
相手側は自身の過失を認めず、逆にこちらを加害者扱い
運転席に乗っていた女性は、私のところに来て「車が壊れちゃったじゃない、どうしてくれるの」と強い口調で言い放ちました。
先方に後方確認義務があるのは明白なのでその事を告げましたが、自分は悪くなくぶつかった私が悪い、の一点張りです。
後方ドアを開けたのは後部座席に乗っていた彼女の母親でしたが、砕けてしまったヘルメットを見て「この人もケガをしているようだし、荷物も散らかってるし…」と言う様なまるで他人事のような事を集まって近寄ってきた人達に話していました。
まもなく救急車がやって来て病院に搬送されました。警察の方が本人にあなたに後方注意義務がありますと告げたようですが、運転していた女性はそれでもそんな訳ないと言っていたそうです。
保険がきかず、自分1人で相手側と交渉
その後、会社側の保険担当者から連絡が来ましたが、先方の10割の過失なのでそのような場合はこちらの保険担当者は交渉に立つことはできないと言われました。
要するに私一人で先方と交渉してくれと言う事で、本来は労災に当たるのではないかと思いましたが、実はその時私は近い内に会社を退職する事が決まっていました。
実際のところ本当に1週間後とか何日間の内と言う状態で、結局会社側はその後何も話には加わらないままになりました。
▼今回の女性のような被害者本人が示談交渉をするケースについてはこちら▼
交通事故の示談交渉をする時の注意点、負けない方法やテクニック
被害者のケガの程度 | 手足に擦過傷 |
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入院期間 | × |
通院期間 | 1ヶ月以内 |
リハビリ期間 | 1ヶ月以内 |
後遺症の有無 | × |
幸い擦過傷程度で済みましたが、傷は結構広く深かったため病院の先生も痛みはかなり長い間続きしばらくは日常生活も大変でしょうと言われました。足と手に擦過傷ができ、特に踝辺りは痛みがひどく、しばらくの間は歩くのもかなりの苦痛を伴いました。
結婚して小さい子供が二人いましたので家事や育児をこなすのは非常に大変でした。治療自体は何度か病院に通った程度ですが、完治するまでにはかなり時間がかかりました。
交通事故の示談交渉について
事故発生から示談終了までの期間 | 1年以内 |
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示談交渉の弁護士への依頼 | × |
加害者の保険 | 任意保険 |
相手からの支払い | 非公開 |
慰謝料 | 非公開 |
保険会社の対応、示談金・慰謝料の提示額について |
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★☆☆☆☆(かなり不満) |
示談交渉の過程
あまりにも不誠実すぎる相手側の態度
まず、先方の会社側の担当者がひどかった事があげられます。恐らくこちら側に誰もついていない事を十分に把握していたと思います。こちらから連絡をしてものらりくらりとかわして返事をくれないという対応でした。
余りにも不誠実でもう関わり合いたくなかったので、早く書類を送って金銭的なお話を終了させたかったのですが、その書類さえどこかに紛れさせたまま何日も放置しておかれるような状態でした。
相手側会社の相談室にこちらから出向く始末
思い余って先方の相談室の方へそれまでの経緯を詳しく説明し、こちらでも同じように対応して下さらない場合にはしかるべき機関にお話を持って行かざるを得ない旨伝えたところ、ようやくリアクションがありましたが、最後まで担当者は不誠実でした。
小さな子供を二人抱えて煩雑な交渉をすることがあの時はどうしても難しかったので泣く泣く最低限以下の保障で話を終了させてしまいました。
結局、相手側からの連絡は全くなし
先方の女性からもついに一度も連絡すらなかったし、損保会社のあのような交渉態度は絶対にあってはいけないと思います。
最終的に先方の担当者から直接私に連絡をしてきたことは一度もなく、いつも私の方から連絡をしなければそのまま放置されると言う様な状態でしたから。
最後は何の前触れもなく銀行に振り込みがあり、書類が郵送されてきただけでした。本当に不誠実な会社でしたが、その後統廃合によって今は名前も忘れてしまいました。
▼今回の女性のように保険会社の対応がひどいケースについてはこちら▼
交通事故における保険会社との示談交渉。保険会社の担当者との示談交渉
Q:今後事故に遭われた場合、弁護士に依頼したいと思いますか? |
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A:★★★★★(必ず依頼する) |
保険会社が提示してきた過失割合に納得がいかない場合は弁護士への依頼がおすすめです!
交通事故で被害者になった場合、どうしても過失割合に納得がいかないことがあると思います。そんな時は、保険会社との示談交渉を弁護士に依頼することによって、治療費や慰謝料などの示談金を増額できるケースがあります。
初回相談料や着手金が0円の弁護士事務所もありますので、示談交渉に不安を感じたらまずは相談してみましょう。
【弁護士に過失割合の交渉依頼をするメリット】
・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・通院中や入院中など、交通事故のダメージが残っているときでも、示談交渉を任せられるため、治療に専念できる。
・怪我をしている中で交渉にかかる精神的な負担も省ける。
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