最近は交通事故の示談交渉を弁護士に依頼する被害者が増えてきました。
しかし弁護士を雇うための費用が高いのではないのか、と考えてしまう人も多いはず。そこで弁護士費用の相場やお得な特約についてみていきます。
交通事故被害にあった際の弁護士費用について
弁護士費用、と聞くと高いというイメージがつきものですが、任意保険の特約で実質ゼロ円だったり着手金無料、など現実はそうでもありません。
またどうして交通事故の示談を弁護士に依頼するほうがよいのか、という疑問についても解説しています。
交通事故の被害者が弁護士に相談した方が良いケース
交通事故に遭った場合に弁護士に依頼をしたほうが良いケース4選
弁護士に依頼しようと思っても自分が遭遇した交通事故が弁護士に依頼してよいものなのかわからない人も多いのではないでしょうか。この記事では弁護士に依頼したほうが向いている被害者や事故のケースを紹介します。
弁護士費用の計算方法を知る
交通事故の示談交渉を弁護士に依頼したい|弁護士費用の内訳3つと費用計算方法
弁護士費用はどれくらいかかるのだろう。実は一言で弁護士費用といっても様々な内訳があります。また弁護士費用の計算方法を知ることで弁護士費用を安くすることも可能です。
弁護士費用の相場を知る
交通事故で支払う弁護士費用の相場はいくら?費用を抑える3つのコツも解説!
弁護士費用の平均的な金額を知りたい人も多いはず。この記事では交通事故の弁護士費用の相場価格や、安くするコツをお伝えします。
弁護士特約の使い方を知る
損害賠償の請求はどこに言えばいいの? ~被害者請求と加害者請求の二つのケースを紹介~
実はほとんどの人が知らない弁護士特約。任意保険のオプションの一つですが、これに入っておくだけでなんと弁護士費用が実質無料になるすごい特約です。そんな弁護士特約についてお伝えします。
弁護士費用特約の3大メリットはここ! 弁護士費用特約を使うメリットとデメリットを徹底解説!
弁護士費用特約を利用することのメリットは主に・費用倒れの心配がない・示談金が増額する可能性が高くなる・保険会社とのやりとりも弁護士に全て任せられるの3点があります。
交通事故の弁護士費用に関するよくある質問と答え
1 弁護士特約が付帯している保険への加入を検討しているのですが、月々どのくらいの費用がかかるのでしょうか?
弁護士特約とは、交通事故に遭ったときに弁護士に相談する費用や手続きをお願いする費用を負担してもらう特約じゃ。多くの弁護士特約では、負担される着手金の上限が300万円に設定されていることが多く、300万円までなら実質無料で弁護士に依頼できるんじゃ。
自動車保険以外にも火災保険なんかにもついておる場合がある。一般に弁護士に依頼するには高額な費用がかかるというイメージがあるように、弁護士に依頼するとなると数十万円、時には数百万円の費用がかかるんじゃ。
そうなると、保険の加入料も高いと思うかもしれんが、2018年時点での相場は月額100~300円で、年間にすると1,500円~3,000円の保険料になるプランが多い。だから極端に大きな負担ではないはずじゃ。
2 交通事故に強い弁護士の見極め方を教えてください
交通事故に強い弁護士とは、交通事故に関する知識が豊富で、弁が立ち示談交渉を被害者に有利に進めることができる弁護士じゃ。
さらに欲を言えば、保険会社側からの依頼をいくつか受けたことがある弁護士が良いのう。そうすれば、保険会社の立場もわかっておるから、示談交渉を有利に進めてくれる可能性があるじゃろう。
それを見極めるためにはのう、その弁護士の出版している本の内容を見たり、その弁護士の話す内容を分析したりするのが有効じゃ。
3 交通事故後、慰謝料増額や示談交渉成立に向けて、どのタイミングで弁護士に依頼すればよいのでしょうか?
弁護士に依頼するタイミングは、被害の程度によって異なるんじゃ。被害者が死亡した場合や物損事故の場合、事故直後に依頼するのが良い。
一方、被害者が怪我をして治療を続けている場合、治療が一通り済み「症状固定」を迎えてから弁護士に依頼するのが良いじゃろう。
もっとも、それは一般的な話であって、後遺障害の等級認定申請にあたって治療中からアドバイスを受けたい場合には、症状固定前に弁護士に依頼するメリットがあるといえるのう。
4 何故交通事故後の対応を弁護士にお願いすることがおすすめなのですか?
交通事故に遭うと、被害者は治療を続ける一方で加害者またはその保険会社と示談交渉を続けていくことになるじゃろう。
そうなると、被害者は支払金額を少しでも下げたいと考える加害者や保険会社と対峙しなければならず、「自分はこんなに大変なのに、なぜそんなこと言われるんだろう」と嫌な思いをする人が少なくないんじゃ。
弁護士に依頼すればそのような嫌な思いをせずに済み、精神的な負担は軽減されるじゃろう。また、プロである弁護士に依頼することで示談金額が増額するというメリットもあるんじゃ。
5 一度決めた弁護士を解任することはできるのでしょうか?もしできる場合、どのような条件でできるのでしょうか?
弁護士の仕事が遅い場合や弁護士と意見が対立した場合には、被害者から弁護士を解任したいと思う場合があるじゃろう。弁護士との契約はいつでも解約でき、条件もないんじゃ。他の弁護士に依頼するなら、解約したことを示す書類をもらっておいた方がスムーズに話が進むはずじゃ。
もっとも、弁護士を解任する場合、先に支払った着手金は戻ってこない。また、着手金無料と謳っている事務所であっても、基本的にいくらかの費用を請求されることがある。
その費用を支払っても、解任して他の事務所に依頼したほうが良いのかをいったん落ち着いて考えたほうが良いじゃろう。
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