交通事故体験談のご紹介です。ここでは、自転車で走行時に自分を追い抜こうとしたトラックに接触し、事故に遭ってしまった20代女性について、事故当時の状況や通院・リハビリの状況、事故後の示談交渉の内容も合わせてご紹介します。
交通事故の概要
交通事故の状況
被害者 自転車で走行中、大型トラックのカーブの巻き込み事故に遭った20代女性 |
保険会社の事務的な対応にいら立つも、相手の誠意ある謝罪で溜飲が下がった |
- 被害者の年齢・性別:20代女性
- 加害者の移動形態:大型車両
- 被害者の移動形態:自転車
- 加害者の保険加入状況:任意保険加入
カーブでトラックが追い抜こうとした際に接触。
買い物の帰り道、公道を自転車で走行していました。
歩道の無い道で法規則に則り左側通行で出来る限り左端に寄せて通っていたのですが、後方から同じ進行方向に走ってきた企業のトラックがカーブの最中に私の自転車を追い抜こうとしました。
その際不要な幅寄せを行った為に逃げ場のない自転車のハンドル部分にコンテナの側面がかすったのです。コントロールを失った自転車が倒れ、衝撃で私の体は車道と逆側の方向へ飛ばされました。
自力で立ち上がれない状態、緊急搬送されるも大事には至らず。
頭から足まで左半身を強打し、意識はあったのですが自力で立ちあがる事が儘ならず、降車したトラックの運転手に救急車を呼んでもらい近くの病院へ緊急搬送されました。
幸い命に係わるような大事には至らず通院のみで回復しました。
被害者のケガの程度 | 左半身打撲と軽い脳震盪 擦り傷・切り傷 |
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入院期間 | × |
通院期間 | 2ヶ月 |
リハビリ期間 | × |
後遺症の有無 | × |
脳震盪は一過性の物で数分程度、病院に搬送された段階で意識はしっかりとしており問題はありませんでした。
擦り傷と切り傷が完全に消えるまでは二週間程かかり、主に打撲の治療の為二ヶ月程通院を続けていました。なかなか痛みが取れず、後半には針治療と電気治療を同時に受けていました。
交通事故の示談交渉について
事故発生から示談終了までの期間 | 1年以内 |
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示談交渉の弁護士への依頼 | × |
加害者の保険 | 任意保険加入 |
相手からの支払い | 治療費 |
慰謝料 | 非公開 |
保険会社の対応、示談金・慰謝料の提示額について |
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★★★★☆(多少不満がある) |
示談交渉の過程
保険会社のスムーズな連絡の中にある裏面
相手方の保険会社は法人向けの契約を行っている有名企業という事も有り、連絡に関しては不備やストレス無く円滑に行って頂きました。
完全に相手側の過失である事からも此方側に何か高圧的に要求をしてくるという事も無く、治療費の全額負担とほぼ倍額の慰謝料が支払われました。この点には満足しているのですが、気になった点は殆ど全ての連絡が電話のみで相手の顔が見えない事でした。
事故当時の恐怖心や治療中のストレス等を考慮してもっと誠意のある対応を取って頂きたいものです。企業らしい機械的な連絡方法と態度に苛立つ事も少なくありませんでした。
加害者側からの誠意のある謝罪、対して不満を持った保険会社の対応
また、トラックの持ち主である会社の方からも直接謝罪を頂き直接私に会いに来て下さりましたがこの時に本当に申し訳なさそうに頭を下げる姿を見て漸く心が楽になりました。
それに比べて前例に倣ってパターン化された内の一つでしかないのだろうと素人からも容易く想像の出来る対応のみで済ませようとした保険会社には今でも不満を持っています。
また、事故の際に駄目になってしまった自転車や洋服、手荷物等の私物の弁償に関しては慰謝料の中に含まれるのか否か、そういった細かい点の説明が不足しており、此方から確認するまで満足の出来る説明を頂けませんでした。
Q:今後事故に遭われた場合、弁護士に依頼したいと思いますか? |
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A:★★★★★(必ず依頼する) |
交通事故の被害者になったら、事故からなるべく早い段階で弁護士への依頼がおすすめです!
交通事故で被害に遭い怪我を負った場合、保険会社との示談交渉を弁護士に依頼することによって、治療費や慰謝料などの示談金を増額できるケースがあります。
損害賠償の交渉を行う場合のほとんどは、相手は示談交渉において知識がある担当者です。保険会社側の担当者は被害者の味方ではありません。
被害にあったら弁護士に依頼をすることで、示談交渉に臨むことをおすすめします。初回相談が0円の弁護士事務所もありますので、示談交渉に不安を感じたらまずは相談してみましょう。
【交通事故の被害に関する示談交渉を弁護士に依頼するメリット】
・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・相手方に請求する示談金を増額させることができる。
・通院中や入院中など、交通事故のダメージが残っているときでも、示談交渉を任せられるため、治療に専念できる。
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朝、友人と狭い道から左右を確認せずに一車線の道路へ自転車で右折したら、右の方から走ってきた自動車に自転車の前の車輪を引っ掛けられてはねられました。
小学生のとき、学校が終わってから友達の家に遊びに行った帰りのことです。その当時自転車が歩道を走るのはわりと普通で今現在のように明確に禁止事項がない時代でした。
当時私は大学生だったので自転車で通学していました。その通学中一度だけ車と接触した事がありました。
交通事故でけがをした場合、症状固定までにかかる期間は、加害者に対して請求する治療費に影響します。