交通事故体験談のご紹介です。ここでは、自転車で信号を横断中に、後方から信号無視のトラックに衝突された20代男性について、事故当時の状況や通院・リハビリの状況、事故後の示談交渉の内容も合わせてご紹介します。
交通事故の概要
交通事故の状況
被害者 自転車で交差点を渡ろうとしたとき追突された当時小学生の20代男性 |
怪我が軽微だったので保険を使用せず個人間による示談に。相手の丁寧な謝罪もあり穏便かつ満足いく結果に。 |
- 被害者の年齢・性別:20代男性
- 加害者の移動形態:大型車両
- 被害者の移動形態:自転車
- 交通事故が発生した場所:信号のある交差点
- 加害者の保険加入状況:自賠責保険のみ
信号は青で渡ったのに後方から衝突
小学生のとき、学校が終わってから友達の家に遊びに行った帰りのことです。その当時自転車が歩道を走るのはわりと普通で今現在のように明確に禁止事項がない時代でした。
その帰り道、左側の歩道を走っていて信号が赤になり一旦停止し、信号が青になるのを待っていました。しばらくすると青になり、渡ろうと自転車を進めたところ後ろからトラックがやってきました。
ヤバいと思った瞬間、私は路肩で転がっていました。さほど痛さもなく、普通に立ちあがったところにトラックの運転手がトラックを停めてこちらへ走って来ました。
自分は小学生だったため現場対応は父親へ
比較的元気だったのでまずは警察に連絡し、次に自宅へと運転手さんが連絡をしてくれました。
現場が自宅から車ですぐに両親が現場へ駆けつけ、父は運転手さんと共に現場に残り、母が一応病院につれて行くということでその場は一旦終わりました。
被害者のケガの程度 | 肩、肘、膝にすり傷 頭にたんこぶ 軽い全身打撲 軽いむちうち 事故中の記憶喪失 |
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入院期間 | 1ヶ月以内 |
通院期間 | 1ヶ月以内 |
リハビリ期間 | 1ヶ月以内 |
後遺症の有無 | × |
私自身は事故にあった瞬間から路肩に転がるまでの記憶はありませんが当時担当した警察官に死んでなくて本当に運がよかったと言われたのが印象的でした。
事故に遭い、運ばれたときにはあまり体を動かさないようにしながら傷の消毒をされ、ガーゼとネットで固定。頭にたんこぶ、軽いむちうちがあったのでレントゲンかCTか何かを取られ、傷が出来た肩、肘、膝も一応レントゲンを取られました。
3日後に通院したときは傷の消毒と頭、首をまた何か取られました。その後1週間空けて経過観察で3回ほど通院しました。最後の1回はおそらく完治の確認だと思います。
交通事故の示談交渉について
事故発生から示談終了までの期間 | 1年以内 |
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示談交渉の弁護士への依頼 | × |
加害者の保険 | 自賠責保険のみ |
相手からの支払い | 治療費 通院費 自転車代 |
慰謝料 | 100,000(自転車の補填込み) |
保険会社の対応、示談金・慰謝料の提示額について |
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★★★☆☆(不満はなし) |
示談交渉の過程
保険は利用せず個人間で
怪我がかなり軽症だったこともあり、相手もこちらも保険を使わずに示談交渉になりました。親が主導だったので詳細には覚えていませんがまずは父と相手方が電話で連絡を取り、直接会って話したみたいです。
数回に分けての話し合い
子供のことなのでとりあえず治療、通院が終わってから本格的な話をしましょうと初回は終わったみたいです。2回目はほぼ完治し、完治を証明してもらいに病院に行くちょっと前にまた話し合いがあったみたいです。
そこで決まったことは、とりあえず治療費は相手方が全額負担、自転車がもうぐちゃぐちゃだったので新しい自転車を買うための補償、この2つは決まったみたいです。
慰謝料については一応子供に与えた怪我が軽かったので相手方の気持ち次第ということになり、終わったようです。
示談金の支払い、相手側会社の社長含め正式な謝罪
3回目は私同伴でこちらは父、母、私の3人、相手方は運転手の方とおそらく運送会社の社長さんの5人でした。
私の元気な姿を見たいという相手方の希望があり、相手方が提示してきた示談金が治療費+慰謝料的なもの10万円(自転車の補償込)でした。両親もそれで納得してその条件で手を打ちました。
完全に治療終了後にもう1度その面子で会い、正式な謝罪と治療費、示談金の支払いがあり全てが終わりました。
▼保険会社を使わず示談交渉をする際についてのケースはこちら▼
○交通事故の示談を保険会社を使わず自分で行う場合のメリット・デメリット
Q:今後事故に遭われた場合、弁護士に依頼したいと思いますか? |
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A:★★★☆☆(どちらでもない) |
交通事故の被害者になった場合、示談交渉を有利に進めたい場合は弁護士への依頼がおすすめです!
交通事故でケガを負った場合、保険会社との示談交渉を弁護士に依頼することによって、治療費や慰謝料などの示談金を増額できるケースがあります。初回相談料や着手金が0円の弁護士事務所もありますので、示談交渉に不安を感じたらまずは弁護士へ相談してみましょう。
【交通事故の示談交渉を弁護士に依頼するメリット】
・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・相手方に請求する示談金を増額させることができる。
・通院中や入院中など、交通事故のダメージが残っているときでも、示談交渉を任せられるため、治療に専念できる。
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交通事故でけがをした場合、症状固定までにかかる期間は、加害者に対して請求する治療費に影響します。
小学生のとき、学校が終わってから友達の家に遊びに行った帰りのことです。その当時自転車が歩道を走るのはわりと普通で今現在のように明確に禁止事項がない時代でした。
買い物の帰り道、公道を自転車で走行していました。歩道の無い道で法規則に則り左側通行で出来る限り左端に寄せて通っていたのですが、後方から同じ進行方向に走ってきた企業のトラックがカーブの最中に私の自転車を追い抜こうとしました。
10月の晴れた日の16時頃、私が歩道を自転車で直進していたところ20mほど先の信号のない交差点にセダン型の乗用車が停まっているのが見えました。