
交通事故体験談のご紹介です。ここでは、自転車でスピードを出して坂道を下っていたところ車と衝突してしまった40代男性について、事故当時の状況や通院・リハビリの状況、事故後の示談交渉の内容も合わせてご紹介します。
交通事故の概要
交通事故の状況
| 被害者 坂道でスピードを出して下って車と衝突した事故当時未成年の40代男性 |
| 相手は大学生だった。双方の保険会社に示談を一任して怪我の治療に集中した。 |
- 被害者の年齢・性別:40代男性
- 加害者の移動形態:乗用車
- 被害者の移動形態:自転車
- 交通事故が発生した場所:住宅街の狭い道路
- 加害者の保険加入状況:任意保険加入
自転車でスピードを出して坂道で車と衝突。

平日の夕方18時ころの夏休みの出来事でした。わたしは塾帰りで坂道を下り坂でかなり飛ばしていたことは良く覚えています。
それほど見晴らしが悪いわけでもないので危険はないと思ったのです。さらに毎日この坂道をある程度のスピードで下っていたので慣れているという自負もあったのかも知れません。
いつも利用している道だから大丈夫…

しかし、その日だけは異なりました。相手は大学生が乗った乗用車です。もちろん、徐行はしてくれていましたが、直ぐに停車できるような余裕はなかったのかもしれません。
最終的には坂道を下ってきた私の自転車とその乗用車がぶつかり、わたしは空中で回転しながら幸いなことにアスファルトではなく、田んぼの中に突っ込んだことで怪我は少なかったという状況でした。
| 被害者のケガの程度 | 右足の捻挫 右手を2針縫う 脳震盪 |
|---|---|
| 入院期間 | 3日 |
| 通院期間 | 1ヶ月以内 |
| リハビリ期間 | 1ヶ月以内 |
| 後遺症の有無 | × |
田んぼとはいえ、脳震盪という診断だったのでその日は泊まり。さらに右手を2針縫ったので麻酔が切れるまではということもありました。実質入院は3日間でした。
交通事故の示談交渉について
| 事故発生から示談終了までの期間 | 1年以内 |
|---|---|
| 示談交渉の弁護士への依頼 | × |
| 加害者の保険 | 任意保険加入 |
| 相手からの支払い | 非公開 |
| 慰謝料 | 非公開 |
| 保険会社の対応、示談金・慰謝料の提示額について |
|---|
| ★★★☆☆(不満はなし) |
示談交渉の過程
相手は自分では何もわからず、親を呼んで保険会社へ連絡
何しろ、相手の運転手がまだ大学生でまったく右も左もわからないような状態でおろおろするばかり。
その場で自分の親に電話して、保険会社を呼び出す始末でした。非常によい青年だったのですがまだまだこうしたトラブルに対応は難しい年齢だったのかもしれません。
最終的にはこちらとしては保険会社としか会話をしておらず、相手とは基本的には繋がらないということが良かったと思います。こちらも保険に入っていたこともあり、全てはお互いの保険会社にゆだねることにしました。
事故に遭った事で保険加入のメリットを痛感

正直、事故の状況だけを見たら、自転車に乗ってスピードを出していたこちらのほうに非があるという警察側の話も、現場ではありましたが個々も踏まえての交渉をしてくれました。もちろん、保険金は下りましたし、入院3日間程度なら簡単にまかなうこともできました。
その後の通院も1週間に1度で、1ヶ月で終わってしまいました。保険会社にしてみたら、この程度の処理は非常に簡易で済ませてくれるのでよかったと思います。
とはいえ、お互いに保険に加入していることがどれだけメリットのあることなのか非常に身にしみてわかりました。これからも保険のお世話になろうという気持ちになりました。ある意味貴重だったといえます。
| Q:今後事故に遭われた場合、弁護士に依頼したいと思いますか? |
|---|
| A:★★★☆☆(どちらでもない) |
交通事故の被害者になったら、事故からなるべく早い段階で弁護士への依頼がおすすめです!

交通事故で被害に遭い怪我を負った場合、保険会社との示談交渉を弁護士に依頼することによって、治療費や慰謝料などの示談金を増額できるケースがあります。
損害賠償の交渉を行う場合のほとんどは、相手は示談交渉において知識がある担当者です。保険会社側の担当者は被害者の味方ではありません。
被害にあったら弁護士に依頼をすることで、示談交渉に臨むことをおすすめします。初回相談が0円の弁護士事務所もありますので、示談交渉に不安を感じたらまずは相談してみましょう。
【交通事故の被害に関する示談交渉を弁護士に依頼するメリット】
・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・相手方に請求する示談金を増額させることができる。
・通院中や入院中など、交通事故のダメージが残っているときでも、示談交渉を任せられるため、治療に専念できる。
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