
交通事故体験談のご紹介です。ここでは、速度オーバーの車と衝突してしまった30代女性について、事故当時の状況や通院・リハビリの状況、事故後の示談交渉の内容も合わせてご紹介します。
交通事故の概要
交通事故の状況
| 被害者 バイクで停車中速度違反の車と衝突してむち打ちの後遺症が残った30代の女性 |
| 自分は生活が一変したのに双方の保険会社が保険金の支払いを拒否した事に憤りを覚えた |
- 被害者の年齢・性別:30代女性
- 加害者の移動形態:乗用車
- 被害者の移動形態:バイク
- 交通事故が発生した場所:住宅街の狭い道路
- 加害者の保険加入状況:任意保険加入
信号のない十字路で速度オーバーの車と衝突

田舎の狭い十字路に交差された信号の無い道路を進もうとしていた所、こちらの道幅が広いにも関わらず、いきなり車が突っ込んで来ました。
そこは、狭い割に人通りが多く、通常、時速20km程度で進まなければならない場所なのに、相手が時速60kmを超えた速度で急に左から曲がって来たのです。
一時停止していたのに… 1回転して5m以上飛ばされる

自分は安全確認の為に完全に止まっていたにも関わらず、事故に巻き込まれてしまいました。正面からふっ飛んで1回転したので驚きました。5m以上飛ばされて頭を強打し転がってしまったので顔や手足にすり傷を負いました。
出血量が多かったので、半年程私の血の跡で道路の色が変色していました。顔もぐちゃぐちゃになって、頭から血を流していました。後で聞いてみると、相手の方が警察や救急車を呼んでくれて警察が家族へ連絡をしてくれたようでした。
| 被害者のケガの程度 | むち打ち 全身擦り傷 |
|---|---|
| 入院期間 | × |
| 通院期間 | 1年以上 |
| リハビリ期間 | 3ヶ月以上 |
| 後遺症の有無 | 〇 |
むち打ちで1年以上、通院しました。始めは、頭を打ったのでCTを撮ったり、念のためにと血液検査やMRIも行いましたが、他に異常はありませんでした。
事故に遭ってからの1週間は顔の傷が酷く、痛みもあり体調を崩していたのですが、1ヶ月もすると大丈夫なように思えてきました。
3ヶ月を過ぎると大してむち打ちが酷いようにも感じなくなったのですが、1年くらい経った時にきつくなると聞いたので1年以上通院していました。
たまに、首がおかしい時がある時は、月2~6回、大丈夫だと感じてからは月1回程度病院で診てもらいました。リハビリといっても、理学療法士さんが首を診て痛みがあるか無いかを聞いてくれるだけだったのであまり苦労をしていません。
交通事故の示談交渉について
| 事故発生から示談終了までの期間 | 1~2年以内 |
|---|---|
| 示談交渉の弁護士への依頼 | ○ |
| 加害者の保険 | 任意保険加入 |
| 相手からの支払い | 少しの治療費 |
| 慰謝料 | × |
| 保険会社の対応、示談金・慰謝料の提示額について |
|---|
| ★★★★☆(多少不満がある) |
示談交渉の過程
完全な被害者なのに保険料は支払われず
事故が遭って一般的にどう見ても相手側が悪い内容なのに両方同じくらい悪い事になりました。その為、相殺という形でこちらの保険料が降りなかった事が不満です。何の為に掛けていたのか意味がわからないと感じたからです。
何度説明しても、お金を出したくないのか理解してくれませんでした。理不尽な思いをして、渋々納得してしまいました。保険に入る前に言っている事と実際に事故に遭ってからの保険会社による行為が違い過ぎて嫌気が差しました。
一方的な事故にも関わらず不当な対応
また、相手の保険会社も支払う気は無く、嘘のような書類を作成して両方が悪いように書いていました。止めても全く言う事を聞いてくれなかったので、事故に遭って病院の治療代を少し払ってもらえたくらいでした。生活に困っただけで被害者扱いは受けていません。
今思うと、保険会社を訴えた方が良かった気がします。若くて遠慮ばかりしていた私の采配ミスです。同じ事をされたら、次は許しません。
警察も保険会社に協力していた
保険会社がまるで心配しているかのように近づき、虚偽の文章を平然と書かれたので私の人生は大変になりました。
警察も警察で、保険会社に協力していたので腹立たしいです。真実を言って欲しいと思いました。中年男性と若い女性なら、中年男性に優しい配慮をしてしまうものなのかはわかりませんが、2度とこの保険会社には入らないと思った瞬間でした。
| Q:今後事故に遭われた場合、弁護士に依頼したいと思いますか? |
|---|
| A:★★★★☆(依頼を検討したい) |
症状固定と診断されたら、その後の示談交渉に関して弁護士へ相談するのがおすすめです!

交通事故でケガを負い、その治療が長期に渡ると症状固定と診断されることがあります。特に相手方の保険会社から症状固定と診断されると、その後の治療費を打ち切られる場合もあるため、一度弁護士へ相談することをおすすめします。
初回相談料や着手金が0円の弁護士事務所もありますので、不安を感じたらまずは弁護士へ相談してみましょう。
【症状固定に関して弁護士に相談するメリット】
・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・弁護士に依頼することにより、後遺障害認定に関する手続きをスムーズに行い、かつ『弁護士基準』で後遺障害慰謝料を請求できる。
・ケガをしている中で、交渉にかかる心理的な負担が省ける。
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