交通事故体験談のご紹介です。ここでは、飲酒運転の車に轢かれてひき逃げされた挙句、こちらにも過失があると言われ裁判沙汰となった50代男性について、事故当時の状況や通院・リハビリの状況、事故後の示談交渉の内容も合わせてご紹介します。
交通事故の概要
交通事故の状況
被害者 ひき逃げに遭って5m吹き飛ばされた50代男性 |
飲酒運転の交通事故で右大腿骨と鎖骨骨折、3か月以上入院と通院リハビリをした |
- 被害者の年齢・性別:50代男性
- 加害者の移動形態:乗用車
- 被害者の移動形態:徒歩
- 交通事故が発生した場所:信号のある交差点
- 加害者の保険加入状況:任意保険加入
青信号で横断中に信号無視の車が
深夜1時頃、私はそうとう酒に酔っていました。 タクシーがなかなか捕まらなかったので、向こう側の車線に移動しようと思い信号が青になるのを待っていました。
青になったので3車線の大きな交差点を渡り始めたとたん、すぐに信号無視をした乗用車が私に突っ込んできました。
5mほど吹き飛ばされた私は運転手に文句を言おうと立ち上がったのですが、太ももの骨が折れており上手く立つことが出来ませんでした。さらに折れていることを意識した瞬間から激痛に襲われ、その場にうずくまってしまいました。
車は逃走。後日、加害者は弁護士と警察に出頭
私をハネた車は逃走し、歩道にいた若者が声をかけてくれ救急車を呼んでくれました。その後、飲酒運転をしていた運転手は翌日弁護士と共に警察へ出頭し、ひき逃げを認めたのですが、私にも過失があると主張してきました。
被害者の怪我と治療の状況
被害者の怪我 | 右大腿骨骨折 鎖骨骨折 右手首、脇の骨にヒビ 全身打撲 |
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入院期間 | 3ヶ月以上 |
通院期間 | 3ヶ月以上 |
リハビリ期間 | 3ヶ月以上 |
後遺症の有無 | × |
事故後すぐに集中治療室へ運び込まれました、まず膝に穴を開けワイヤーを通し引っ張ることで折れた大腿骨が体内へ入るのを防ぎました。これが2週間ほどでした。その後大腿骨をプレートでつなげる手術を2回、他の骨折箇所の手術を1回受けました。2ヶ月ほどしてから、歩行器と車椅子を使いなんとか自力で移動できるようになりました。
リハビリの先生にとにかく歩く練習をするように言われたので、診察以外の時間も一人で階段やスロープなどでリハビリをしました。 プレートを入れてから1年半たった頃に手術を受けプレートを取り出し一応完治ということになりました。
交通事故の示談交渉について
- 事故発生から示談終了までの期間:1年~2年以内
- 示談交渉の弁護士への依頼:依頼した
事故発生から示談終了までの期間 | 1年~2年以内 |
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示談交渉の弁護士への依頼 | 〇 |
加害者の保険状況 | 任意保険加入 |
相手の支払額 | 非公開 |
慰謝料 | 非公開 |
保険会社の対応、示談金・慰謝料の提示額について |
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☆☆☆☆☆(かなり不満) |
示談交渉の過程
私にも過失があると言われ、知人紹介の弁護士に依頼
私の場合、ひき逃げだったのですが、相手が私にも過失があると言い出し最初から弁護士を立ててきました。 てっきり100%相手が罪を認めすぐにでも頭を下げにくると思っていたのですが、まったくの逆でした。
その頃は事故後で体調も悪く自分で全ては出来ないと思い友人に相談したところ弁護士を紹介してもらうことになりました。
知人紹介の弁護士は解任し、新たな弁護士を探すべく事務所を訪問
その弁護士に私の希望を伝え全て任せていたのですが、半年間交渉しても相手側が100%の過失を認めないため裁判をすることになりました。その後気付いたのですが、私が依頼した弁護士さんは交通事故などの裁判の経験が全くなく、よく話してみると「相手は大きな会社なので100%は難しい」と言い出しました。
友人の紹介と安心して任せていた私も悪いのですが希望を散々伝えていたはずなのに裏切られた気持ちになり、弁護をヤメてもらうことにしました。 後悔をしたくないので自分の足で数件弁護士事務所を尋ねました。
新たな弁護士と裁判に臨み勝訴
4人目で任せてもいい弁護士に出会えたのでその方に任せ裁判となりました。結局相手は私が酔って信号無視をして飛び出したと主張しだしたのですが、現場検証や弁護士のおかげで私に非が無いことが確定され裁判に勝つことが出来ました。
結局2年ほどの時間を使いましたがいい勉強になりました、弁護士といえども得意分野、その人の性格があるので、結局は依頼者がしっかりと見極めないといけません。
Q:今後事故に遭われた場合弁護士に依頼したいと思いますか? |
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A:必ず依頼する(★★★★★) |
交通事故の被害者になったら、事故からなるべく早い段階で弁護士への依頼がおすすめです!
交通事故で被害に遭い怪我を負った場合、保険会社との示談交渉を弁護士に依頼することによって、治療費や慰謝料などの示談金を増額できるケースがあります。損害賠償の交渉を行う場合のほとんどは、相手は示談交渉において知識がある担当者です。保険会社側の担当者は被害者の味方ではありません。被害にあったら弁護士に依頼をすることで、示談交渉に臨むことをおすすめします。初回相談が0円の弁護士事務所もありますので、示談交渉に不安を感じたらまずは相談してみましょう。
【交通事故の被害に関する示談交渉を弁護士に依頼するメリット】
・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・相手方に請求する示談金を増額させることができる。
・通院中や入院中など、交通事故のダメージが残っているときでも、示談交渉を任せられるため、治療に専念できる。
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この体験談に関連する体験談はこちら
学生の頃、友人と連れ立ち住宅地を歩いている最中、白線の無い少し広めの車道へ飛び出してしまいました。
冬の日の夕方5時ごろでした。すでに冬の日でしたので、ほとんど真っ暗になっていたと思います。私は幹線道路を走っていました。
事故にあったのは住宅街に面した道路でコンビニエンスストアなどもある通りですので、そこまで狭い道路ではありませんでした。
自転車で横断歩道を渡っていたときに、左折してきた車に当てられて接触。その場に倒されてしまいました。