
交通事故体験談のご紹介です。ここでは、信号のない横断歩道で、急発進した車に轢かれてしまった20代女性について、事故当時の状況や通院・リハビリの状況、事故後の示談交渉の内容も合わせてご紹介します。
交通事故の概要
交通事故の状況
| 被害者 団地の交差点の横断歩道を渡っている最中に車に引かれた当時学生の20代女性 |
| 怪我の完治後示談交渉開始になりに被害者の親が示談を担当した。目撃者もいてスムーズに示談が運んだ。 |
- 被害者の年齢・性別:20代女性
- 加害者の移動形態:乗用車
- 被害者の移動形態:徒歩
- 交通事故が発生した場所:住宅街の狭い道路内、信号のない交差点
- 加害者の保険加入状況:任意保険加入
お互い一度止まって確認したのに……放置されて足がしばらく挟まれたままに

私は、自分の住んでいる団地内を歩いていたときに、横断歩道はあるが信号のない道路を渡ろうとしていました。すると自動車がこちらに向かって右折してこようとしていました。
そこで私はその車が右折するまで待とうと渡らずに立ち止まったのですが、車も止まりました。横断歩道においては基本的に歩行者優先だという意識があったので、その車が止まったことで道を譲ってもらえたと思ったのです。
そこで私は渡り始めたのですが、道路の半分にきたくらいのところで車が急に発進したのです。そのまま驚いているうちに車にひかれてしまいました。逃げそこなって足首のところをひかれました。
更にその運転手が驚いてしまったようで私の足がタイヤと道路に挟まれているのに運転席から出てきてしまい、しばらくそのままでとても痛かったです。
| 被害者のケガの程度 | 足首の捻挫 |
|---|---|
| 入院期間 | 1ヶ月以内 |
| 通院期間 | 3ヶ月以上 |
| リハビリ期間 | 3ヶ月以上 |
| 後遺症の有無 | × |
幸いなことに足首の捻挫だけで済みました。それでも足首に力を入れると痛く、半年ほどはサポーターをつけて生活していました。
とにかく捻挫の治療は安静にすることが第一でした。毎日湿布を貼りましたが、最初の頃はそれすら痛かったというか、しみるような感じがしていました。足首というのは思わぬところでも使っているようで、寝返りを打つのが痛くてできなかったのが辛かったです。
交通事故の示談交渉について
| 事故発生から示談終了までの期間 | 1年以内 |
|---|---|
| 示談交渉の弁護士への依頼 | × |
| 加害者の保険 | 任意保険加入 |
| 相手からの支払い | 非公開 |
| 慰謝料 | 非公開 |
| 保険会社の対応、示談金・慰謝料の提示額について |
|---|
| ★★★★☆(多少不満がある) |
示談交渉の過程
学生だったため示談交渉は親が対応。自身は治療に専念できた

私は学生でしたので保険会社との交渉は親がしてくれましたが、それでもやはり怪我の具合などは本人である私が説明しました。
事故に遭った当初は、何か事故について色々と聞かれるのではないかと心がまえをしていましたが、案外そういったことはなく三か月ほどは治療に専念していました。この間には保険会社の方から連絡が来ていたようです。
好印象な保険会社担当者。目撃情報もありスムーズな交渉
医師からもう通院しなくても大丈夫だという診断を受けた後、示談交渉を開始。
私は、対応してくれた人にとても優しい人だという印象を受けました。子供である私に対して非常に親身になって話を聞いてくれているという印象でした。
事故の様子は近所の人が目撃していたようで、話がかみ合わずに混乱するということはありませんでした。示談交渉というものは案外スムーズに進むものなのだと思った記憶があります。
後に親から聞いた保険会社の不満点

親は当時保険会社についてはとくに何も言っていませんでした。しかし数年後に色々と愚痴のようなものを聞かされました。示談の金額が思っていたより安かったことや、一部対応の悪い人がいたなどでした。
金額については父が上手く交渉してどうにかなったようです。私はこのあたりのことが全く分からないので、特に怖い思いをしたということもなく不満はありません。
| Q:今後事故に遭われた場合、弁護士に依頼したいと思いますか? |
|---|
| A:★★★☆☆(どちらでもない) |
ケガの治療費を保険会社へ請求するにあたり、交渉を有利に進めたい場合は弁護士への依頼がおすすめです!

交通事故でケガを負った場合、保険会社との示談交渉を弁護士に依頼することによって、治療費や慰謝料などの示談金を増額できるケースがあります。初回相談料や着手金が0円の弁護士事務所もありますので、示談交渉に不安を感じたらまずは弁護士へ相談してみましょう。
【交通事故の示談を弁護士に依頼するメリット】
・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・相手方に請求する示談金を増額させることができる。
・通院中や入院中など、交通事故のダメージが残っているときでも、示談交渉を任せられるため、治療に専念できる。
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