交通事故体験談のご紹介です。ここでは、自身の不注意で車道に飛び出し車と衝突事故を起こした30代女性について、事故当時の状況や通院・リハビリの状況、事故後の示談交渉の内容も合わせてご紹介します。
交通事故の概要
交通事故の状況
被害者 車道に飛び出した際にやってきた車に衝突した当時学生の30代女性 |
落ち度は自分にあると考え治療費のみ請求。相手や保険会社の真摯な対応を受けつつ双方満足いく内容で示談成立。 |
- 被害者の年齢・性別:30代女性
- 加害者の移動形態:乗用車
- 被害者の移動形態:徒歩
- 交通事故が発生した場所:住宅街の狭い道路
- 加害者の保険加入状況:任意保険加入
車道への飛び出しで車と衝突
学生の頃、友人と連れ立ち住宅地を歩いている最中、白線の無い少し広めの車道へ飛び出してしまいました。そこに丁度通りかかった業務用車両と接触し、その場から数メートル離れた位置まで撥ね飛ばされました。
友人も一緒に事故に遭ったのですが、幸いな事に民家に囲まれた細い車道であった為、車が速度を落としており、命に係わるような怪我を負わずに済みました。
しかし出血の量が多く自力で立ち上がる事が出来ずにいました。車の運転手は直ぐに降車しましたが動揺していたようで、救急への連絡は近くを通りかかった別の方が行いました。
事故当日に自宅へ帰れたが、その後の通院期間が長引く
緊急搬送された先の病院で治療を受け、当日の内に自宅へ帰る事が出来たのですが自宅でも嘔吐等の症状があり、結果的に通院期間も長くなってしまいました。
被害者のケガの程度 | 右肘の粉砕骨折 鼻骨骨折 脳震盪 全身打撲 擦り傷 |
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入院期間 | × |
通院期間 | 3ヶ月以上 |
リハビリ期間 | 1~3ヶ月以内 |
後遺症の有無 | × |
当日の内に自宅へ帰されたので脳震盪は自然治癒を待つ事になりました。その間嘔吐等の症状がありました。粉砕骨折した肘はギブスで固定し暫くは安静に過ごしていました。
骨が繋がるまでの期間を置き、曲げ伸ばしが出来るよう少しずつリハビリを重ねるようになりました。打撲と擦り傷は処方された薬を使い二週間程度で治しました。
最も回復までに時間の掛かった鼻は骨折箇所が軟骨であった為、固定等も行わず放置しました。特別な治療を受けていないせいか、事故から数年間は触り方によって痛みを覚える事がありました。鼻の完治までには長く時間が掛かりました。
交通事故の示談交渉について
事故発生から示談終了までの期間 | 1年以内 |
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示談交渉の弁護士への依頼 | × |
加害者の保険 | 任意保険加入 |
相手からの支払い | 治療費 |
慰謝料 | なし |
保険会社の対応、示談金・慰謝料の提示額について |
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★★★☆☆(不満なし) |
示談交渉の過程
自身の不注意による事故だが、治療費は相手側で負担。
事故で怪我を負ったのは歩行者である私自身や友人のみで、車を運転していた方は車の破損以外の損害が無く無傷でした。
しかし事故の原因は道に飛び出してしまった此方の方であり、治療費等の請求は心苦しくもありましたが相手側の保険会社の担当の方から誠意のある対応をして頂きました。
相手方から直接謝罪も頂きましたがそれとは別に、金銭面での決着に必要な連絡事項は全て保険会社の方を通してやりとりをしていました。
骨折していたため暫くの通院期間を要したのですが、その間連絡が滞るような事は一切なく、何かあればこちらの都合を優先してやりとりして頂けました。
相手方本人と保険会社の誠意ある対応でストレスもなく回復に専念
初めての大怪我という事もあり、事故直後私自身は勿論家族も正しい対応が分からず困ったものです。
しかしプロの方が親身になって話して下さるので、ストレス無く治療に励みました。実際に頂いた金額は治療費のみで慰謝料のようなものは発生していません。
此方側に落ち度のある事故でしたからこの金額には納得していますし、リハビリ中の苦労や通院に掛かる労力等は全て勉強代として捉えています。
前向きに捉えられているのは保険会社の方と相手方本人の誠意ある対応、気遣いあってのものだと感じています。
Q:今後事故に遭われた場合、弁護士に依頼したいと思いますか? |
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A:★★★☆☆(どちらでもない) |
交通事故の被害者になったら、事故からなるべく早い段階で弁護士への依頼がおすすめです!
交通事故で被害に遭い怪我を負った場合、保険会社との示談交渉を弁護士に依頼することによって、治療費や慰謝料などの示談金を増額できるケースがあります。
損害賠償の交渉を行う場合のほとんどは、相手は示談交渉において知識がある担当者です。保険会社側の担当者は被害者の味方ではありません。
被害にあったら弁護士に依頼をすることで、示談交渉に臨むことをおすすめします。初回相談が0円の弁護士事務所もありますので、示談交渉に不安を感じたらまずは相談してみましょう。
【交通事故の被害に関する示談交渉を弁護士に依頼するメリット】
・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・相手方に請求する示談金を増額させることができる。
・通院中や入院中など、交通事故のダメージが残っているときでも、示談交渉を任せられるため、治療に専念できる。
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7月の夏の日でした。信号機のあるY字路から50メートルくらい離れたところで、大通りに向かって左車線に車が10台近く連なっていました。
混雑している道での出来事です。自分が走行している車線で渋滞がおきていたので停止しました。前の方の車が右側にある横道に入ろうとしていたのだと思います。
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今回当サイトのインタビューに協力してくださったのは、東京都在住でイベント会社に勤務されている女性Oさん。2013年5月、当時27歳だったOさんは秋田県の実家に帰省中、交通事故に遭われました。