交通事故体験談のご紹介です。ここでは、幹線道路で停車中、後方車に追突されむち打ちになった30代男性について、事故当時の状況や通院・リハビリの状況、事故後の示談交渉の内容も合わせてご紹介します。
交通事故の概要
交通事故の状況
被害者 片道1車線で停車中、後ろからブレーキなしの車に追突されてむち打ちになった30代男性 |
相手の保険会社の再三にわたる治療費打ち止めの通告や加害者自身の謝罪なしの対応に不満が残る結果に。 |
- 被害者の年齢・性別:30代男性
- 加害者の移動形態:乗用車
- 被害者の移動形態:乗用車
- 交通事故が発生した場所:幹線道路
- 加害者の保険加入状況:任意保険加入
幹線道路で停車中、後方車がブレーキを掛けずに追突
冬の日の夕方5時ごろでした。すでに冬の日でしたので、ほとんど真っ暗になっていたと思います。私は幹線道路を走っていました。幹線道路といっても田舎なので片側一車線の道路です。
道路沿いに家が立ち並んでいます。前方の車が右にウインカーを出し、停止しました。恐らくその先にある自宅に帰宅するためと思われます。ちょうど対向車が来ていたので、停止して待っていました。
そこで、私も事前に減速し、ウインカーを出していた車の後ろに停車しました。そうしたところ、後ろから来た乗用車が気づくのに遅くなり、そしてそのまま追突してきました。正直、あまりブレーキをかけていなかったので、かなりの衝撃が首にありました。もちろん、自動車の後ろはかなりへこんでおり、走行できる状態ではありませんでした。
被害者のケガの程度 | むち打ち |
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入院期間 | × |
通院期間 | 3ヶ月以上 |
リハビリ期間 | 1ヶ月以内 |
後遺症の有無 | 〇 |
そのまま病院にいって診察してもらったところ、むち打ちという診断でした。首に痛みがあったので、そうした診断になったのだと思います。
その他には特に異常はないということでした。正直、むち打ちはなりたくない症状でしたのでショックでした。直後は自分でもびっくりするほど体に異常がなく、問題なかったのかと思ったのですが、やはり数時間すると首に痛みが来て、座るのも辛い状態になりました。
最初に病院に行ってからむち打ちということでしたので、最初の数日は整形外科に通い、むち打ちの原因を調べました。それから整骨院へ3日に1回ほどのペースで治療のために通いました。幸いそれほど症状は深刻ではなかったようで、3ヶ月目にはほとんど完治していました。
後遺症について
私が感じる後遺症というのは今でも冬など寒くなると首が痛くなるということです。ですので、後遺症の等級の認定がなされるほどのものではありません。しかし、長時間座っていたりするとけっこう首が痛くなり、無理できなくなります。
交通事故の示談交渉について
事故発生から示談終了までの期間 | 1年以内 |
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示談交渉の弁護士への依頼 | × |
加害者の保険 | 任意保険加入 |
相手からの支払い | 3ヶ月で治療費打ち止め |
慰謝料 | 非公開 |
保険会社の対応、示談金・慰謝料の提示額について |
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★★★★☆(多少不満がある) |
示談交渉の過程
示談終了までの過程で感じた2つの不満
基本的には保険会社の対応には満足しています。しかし、2つほど不満に残る点があります。その一つは保険会社がむち打ちの治療のための保険を早く打ち切りたかったということが見え見えだったということです。
私の場合はむち打ちはそれほど深刻な症状ではなかったものの、やはり完治するまでには3カ月ほどの時間がかかりました。その際に、たびたび保険会社から電話で、一般的にむち打ちの場合には3カ月で治療費は打ち切りますというようなことを説明されたことには不満がありました。
加害者から直接の謝罪は一切ありませんでした。
もちろん、むち打ちというのは人には伝えにくい症状ですし、目で見えるものではないので、もしかしたらそれを悪用して必要以上に治療費をかけている人がいるのかもしれません。
保険会社もそうしたことがないように気をつけていることは理解できますが、それでも何度もそうした電話をされたことは非常に腹が立ちました。
もう一つ不満が残ったことは、加害者の態度です。確かに保険会社からは直接加害者が被害者に会いに行くことがないようにとは言われていると思いますが、それでも直接謝罪をしてもらいたかったですし、保険会社もきちんとそうするように対応して欲しかったです。結局、加害者からは謝罪も全く何もありませんでした。
Q:今後事故に遭われた場合、弁護士に依頼したいと思いますか? |
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A:★★★★★(どちらでもない) |
交通事故の被害者になったら、事故からなるべく早い段階で弁護士への依頼がおすすめです!
交通事故で被害に遭い怪我を負った場合、保険会社との示談交渉を弁護士に依頼することによって、治療費や慰謝料などの示談金を増額できるケースがあります。
損害賠償の交渉を行う場合のほとんどは、相手は示談交渉において知識がある担当者です。保険会社側の担当者は被害者の味方ではありません。
被害にあったら弁護士に依頼をすることで、示談交渉に臨むことをおすすめします。初回相談が0円の弁護士事務所もありますので、示談交渉に不安を感じたらまずは相談してみましょう。
【交通事故の被害に関する示談交渉を弁護士に依頼するメリット】
・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・相手方に請求する示談金を増額させることができる。
・通院中や入院中など、交通事故のダメージが残っているときでも、示談交渉を任せられるため、治療に専念できる。
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私は今から5年前の8月の昼間、沖縄県那覇市の58号線を北向けに原付バイク(50cc)を走らせて知人からの用事を済ませている途中だった。
10月の晴れた日の16時頃、私が歩道を自転車で直進していたところ20mほど先の信号のない交差点にセダン型の乗用車が停まっているのが見えました。
住宅街の道でしたが国道への抜け道になっている道のため、信号待ちでよく車が停車している道での事故でした。
相手の車は路肩に寄せて停車している状態でした。私は原付に乗って仕事の得意先を回っている途中で、その車の横を通り過ぎようとしたその時運転席後ろのドアが急に開きそこにぶつかり転倒しました。