
交通事故体験談のご紹介です。ここでは、自転車で走行中、事故が多発する場所で乗用車との接触事故を起こした50代男性について、事故当時の状況や通院・リハビリの状況、事故後の示談交渉の内容も合わせてご紹介します。
交通事故の概要
交通事故の状況
| 被害者 自転車で事故多発箇所を走行中、自動車とぶつかった50代男性 |
| 最低限の対応を求めた被害者とそれにきっちり答えた保険会社のコンビで被害者も満足のいく結果に。 |
- 被害者の年齢・性別:50代男性
- 加害者の移動形態:乗用車
- 被害者の移動形態:自転車
- 交通事故が発生した場所:住宅街の狭い道路
- 加害者の保険加入状況:任意保険加入
路地から出てきた車と接触。
一旦停止せず路地から徐行で出てきた軽自動車の左側の前輪のタイヤハウスと、主要幹線の国道の歩道を南下して走っていた私の自転車の前輪部が接触しました。
自転車は転倒し、軽自動車にぶつかって停止。運転していた私は、地面に放り出されて右腕に全治2週間の切り傷を負うことになりました。
転倒した際に(自転車なのでヘルメットはかぶっていませんでした)、頭部を軽く歩道の縁石にぶつけました。しばらくめまいがして立ち上がれませんでしたが10分ほど休むことで回復はしました。
そこは事故が多発する場所

その場所はよく事故が発生するところでした。1年間に数回は自転車と自動車、あるいは自動車と自動車の接触事故が起きます。当て逃げもよくあり、目撃者探しの看板がいつも立っているところでもあります。
| 被害者のケガの程度 | 右手の擦り傷 頭部をぶつけた時の軽い脳震盪 |
|---|---|
| 入院期間 | × |
| 通院期間 | 1ヶ月以内 |
| リハビリ期間 | × |
| 後遺症の有無 | × |
右手の怪我は擦り傷ということで治療が進みました。しかし(X線をかけて骨折の有無を確認した)頭部の強打に関しては、しばらく頭痛が続いたので薬を飲みました。また、MRをつかって頭の中を輪切りにして腫れとか出血についても調べて異常なしを確認しました。
交通事故の示談交渉について
| 事故発生から示談終了までの期間 | 1年以内 |
|---|---|
| 示談交渉の弁護士への依頼 | × |
| 加害者の保険 | 任意保険加入 |
| 相手からの支払い | 自転車の修理費 通院費 治療費 |
| 慰謝料 | 非公開 |
| 保険会社の対応、示談金・慰謝料の提示額について |
|---|
| ★★★☆☆(不満なし) |
示談交渉の過程
保険会社へは最低限の対応を要求

この手の事故があると、被害者の中にはダメージを過大に申告することで小金儲けしようとする人が確かにいます。その手の連中を保険会社は、非常に警戒しているので、対応が雑なことがあります。
私の場合、怪我の治療と検査、自転車の修理、そして通院にかかった日の分の慰謝料が支払われれば特に交渉を長引かそうという気はありませんでした。
いちいち呼び出されたり、相手とやり取りするのが面倒に感じたりしていたので、先方からすると組みやすい被害者ということになったのかもしれません。
怪我や検査のことについても気遣いがあり信頼できる保険会社の対応

対応してくれたソニー損保のスタッフが仕事柄とはいえ、怪我のこと、後遺症のことを挙げて、こちらの体のことを気にしてくれるので好感は持てました。
また、頭の検査についてもいろんな検査方法や、通院に通った際の手続きの方法とかもきちんと教えてくれたので、彼らへの信頼感はありました。
保健会社にいる知り合いに聞くと、保険会社としては「大体、これくらいまでは対応しようという金額を決めて置き、それを大きく超えるような要求を起こさない限り、誠実に対応する」というのが普通らしいです。
私が起こした事故の補償の要求は、保険会社の想定内だったのかもしれませんが、それでも誠実に対応してくれた気がしました。
| Q:今後事故に遭われた場合、弁護士に依頼したいと思いますか? |
|---|
| A:★★★★☆(依頼を検討したい) |
交通事故の被害者になったら、事故からなるべく早い段階で弁護士への依頼がおすすめです!

交通事故で被害に遭い怪我を負った場合、保険会社との示談交渉を弁護士に依頼することによって、治療費や慰謝料などの示談金を増額できるケースがあります。
損害賠償の交渉を行う場合のほとんどは、相手は示談交渉において知識がある担当者です。保険会社側の担当者は被害者の味方ではありません。
被害にあったら弁護士に依頼をすることで、示談交渉に臨むことをおすすめします。初回相談が0円の弁護士事務所もありますので、示談交渉に不安を感じたらまずは相談してみましょう。
【交通事故の被害に関する示談交渉を弁護士に依頼するメリット】
・専門知識が必要な示談交渉を弁護士に任せることにより、有利かつスムーズに示談交渉を進められる。
・相手方に請求する示談金を増額させることができる。
・通院中や入院中など、交通事故のダメージが残っているときでも、示談交渉を任せられるため、治療に専念できる。
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