介護を要する後遺障害等級とそれ以外の後遺障害等級について、等級の内容と労働能力喪失率を説明します。
別表第1(介護を要する後遺障害)
等級 | 介護を要する後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|---|
第1級 |
| 4000万円 | 100/100 |
第2級 |
| 3000万円 | 100/100 |
備考
各等級の後遺障害に該当しない後遺障害であって、各等級の後遺障害に相当するものは、当該等級の後遺障害とする。
(注)既に後遺障害のある者が、さらに同一部位について後遺障害の程度を加重したときは、加重後の等級に応ずる保険金額から、既にあった後遺障害の等級に応ずる保険金額を控除した保険金額とする。
別表第2(後遺障害)
第1級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 3000万円 | 100/100 |
第2級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 2590万円 | 100/100 |
第3級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 2219万円 | 100/100 |
第4級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 1889万円 | 92/100 |
第5級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 1574万円 | 79/100 |
第6級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 1296万円 | 67/100 |
第7級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 1051万円 | 56/100 |
第8級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 819万円 | 45/100 |
第9級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 616万円 | 35/100 |
第10級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 461万円 | 27/100 |
第11級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 331万円 | 20/100 |
第12級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 224万円 | 14/100 |
第13級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 139万円 | 9/100 |
第14級
後遺障害 | 保険金額 | 労働能力喪失率 |
---|---|---|
| 75万円 | 5/100 |
備考
視力の測定は、万国式試視力表による。屈折異常のあるものについては、強制視力について測定する。手指を失ったものとは、親指は指節間関節、その他の手指は近位指節間関節以上を失ったものをいう。
手指の用を廃したものとは、手指の末節骨の半分以上を失い、または中手指節間関節もしくは近位指節間関節(親指にあっては、指節間関節)に著しい運動障害を残すものをいう。
足指を失ったものとは、その全部を失ったものをいう。
足指の用を廃したものとは、第一の足指は末節骨の半分以上、その他の足指は遠位指節間関節以上を失ったもの、または中足指節間関節もしくは近位指節間関節(第一の足指にあっては、指節間関節)に著しい運動障害を残すものをいう。
各等級の後遺障害に該当しない後遺障害であって、各等級の後遺障害に相当するものは、当該等級の後遺障害とする。
(注1)後遺障害が2つ以上あるときは、重い方の後遺障害の該当する等級による。しかし、下記に揚げる場合においては等級を次の通り繰上げる。
- 第13級以上に該当する後遺障害が2つ以上あるときは、重い方の後遺障害の等級を1級繰上げる。ただし、それぞれの後遺障害に該当する保険金額の合算額が、繰上げ後の後遺障害の保険金額を下回るときは、その合算額を保険金額として採用する。
- 第8級以上に該当する後遺障害が2つ以上あるときは、重い方の後遺障害の等級を2級繰上げる。
- 第5級以上に該当する後遺障害が2つ以上あるときは、重い方の後遺障害の等級を3級繰上げる。
(注2)既に後遺障害のある者がさらに同一部位について後遺障害の程度を加重したときは、加重後の等級に応ずる保険金額から、既にあった後遺障害の等級に応ずる保険金額を控除した金額を保険金額とする。
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